うさぎはとってもデリケート

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一人暮らしの寂しさを紛らわすのにペットの存在は大きいものですが、マンションやアパートなどの集合住宅では、鳴き声が気になってペットを飼えないという事も多いですよね。

うさぎは声帯を持たないため、鳴く事ができません。

毎日散歩に連れ出す必要もなく、可愛がれば懐き、しつければちゃんとトイレも覚えますし、時には芸だって覚えてくれます。

大人しくてぬいぐるみのような品種、好奇心旺盛でオモチャのように動き回って見飽きない品種、寂しがり屋で人懐っこい癒し担当のような品種もあり、毛足の長さや耳の形などの外見から選ぶのも良いですし、性格から選べるのも良いですよね。

寿命も5年~10年となっていますので、短命という程短すぎず、お世話をしきれなくなるほどの長命でもありませんから。

ただ、うさぎはとってもデリケートな生き物です。

胃の中が12時間以上空になってしまうと死んでしまいますし、グルーミングで飲み込んだ抜け毛を吐き出す事ができないため、うまく排泄されずに胃の中に溜まってしまっても死んでしまいます。

換毛シーズンには小まめなブラッシングが必要です。

体を軽くする為に骨が非常にモロく出来ているので、強く抱いただけでも骨折をしてしまいますし、自分で猛ダッシュしておきながら、障害物に体当たりをして怪我をしてしまうドジっ子ちゃんです。

うさぎの歯は生涯伸び続けるものなので、噛み合わせが悪いとどんどんと伸びてしまい、食事が困難になるばかりか、皮膚や骨を突き破ってしまう恐れがあるので、歯の健康チェックも欠かせません。

もともとうさぎは痛覚が鈍い生き物ですし、声帯を持たないので、例え痛みを感じたとしても、訴える事ができないんですよね。

今飼っているうさぎは今年でもう14歳、1度だけ不正咬合で伸びすぎた歯を切った程度で、病気も怪我も知らずに過ごしてきたのに、子宮がんになってしまいました。

高齢なので進行は遅いものの、高齢だからこそ手術もできないという事で、経過観察をすることになってしまいましたけどね。

可愛くて癒されるうさぎですが、健康チェックだけは忘れないようにしてあげましょう。